幻想的…ホタルの乱舞
【抜里(ぬくり)ほたるの里】 は家からクルマで約30分の所にあります。そんな近くにホタルを見られるところがあるなんて、実は5日前まで知りませんでした。
知人とのおしゃべりでたまたま知り、その日に早速行ってみようと話がまとまりました。
島田市川根町抜里は大井川の右岸に位置し、人家は200軒人口は600人ほどの山里です。やはり一面茶畑。この辺りもブランド茶・川根茶の産地です。
知人が前もって問い合わせてくれたところによると、ホタルは7時半頃から飛び始めるとのことでしたので、余裕を持って出掛けたのですが、思ったより近くて6時半に到着。余裕あり過ぎです😅
しばらく近くを散策するも、人っ子一人見えず…
ようやく
第1村人発見!
と駆け寄ると、ホタル当番のおじさんでした。この地区にはホタル愛好会があり、50人程の会員が1日5人位ずつ当番でホタル鑑賞に来る人の安全を守ってくれているそうです。
これからホタルが見られるスポットに行くというので同行しました。
おじさんたちは、上手川沿いに小さな灯りを設置して行きます。
愛好会は10年ほど前からホタルを保護する活動を始めたそうです。その活動が認められ静岡県から補助金を交付されるようになり、人もたくさん来てくれるスポットになったと愛好会の代表の方が嬉しそうに話されていましたが、そこまでのご苦労も多々あったことだろうと想像しました。
7時半を過ぎて薄暗くなった頃、ようやく一匹目のホタルが飛びました。
愛好会の方が
一匹飛ぶと次々に飛び始めるよ
といった通り、その後あちこちで小さな灯りが輝き始めました。
(肉眼では乱舞している様が見えるのに、写真に撮るのは難しい😩)
上の方で明るく光るのはオス、草むら近く下の方でかすかに光るのはメス。交尾の相手を探して飛ぶのだそうです。種類はゲンジボタル。
8時を回り、向かいの杉林の木立ちが見えないほどの漆黒になるとホタルの光が一層際立ちまさに幻想的でした。
見上げる程高い所でもいくつもの光が飛び交い、ホタルは随分高い所まで飛ぶのだと知りました。
餌になるカワニナは昔と比べるとその数を減らしていて、それを確保するのもなかなか大変なようです。
(画像はwebより)
カワニナが何を餌にしているのかなんて考えたこともなかったけれど、白菜やお餅を与えるのだと聞いてビックリ!
おじさんが笑いながらその話をしたので、お餅の件はてっきり冗談だと思ったのですがそれは本当のことでした。(そのおじさん、何でも笑いながら話すので、ホントなの?って感じで聞いてました🤭)
他の人の説明によると、野菜ばかりだとカワニナの貝殻が硬くならないのだそうです。
今月の16日には 【ホタル鑑賞会】 が開かれ、コンサートや飲み放題食べ放題で賑わったのだそうです。
その会の参加料は一家族500円。なんという料金設定!他人でも家族になっちゃうよ😆
来てくれりゃあ良かったに〜
と言われたけど、そんなの知らなかったんだもの。【ほたるの里】 のこと知ったの今日だし😕
でも、知ったからには来年は行くぞ!
だって、地元の人たちが手作りのお料理でもてなしてくれるっていうんだから、ホタルはともかくこれは行かなきゃね🤗
来年が楽しみですね。
ホタルたちもめでたくお相手に巡り合って、子孫繁栄できますように。
#538
旅行地の情報
● 日本、静岡県島田市川根町抜里902 抜里八幡神社
関連リンク
● http://www.fujinokuni-mura.net/nukuri/
trips.teem で作成された文です。
昔、ニュージーランドのワイトモ洞窟で見た土ボタルがとても美しく、今でも強く印象に残っています。
カワニナが白菜やお餅を食べるというのはびっくりです ( ̄∇ ̄)
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ワイトモの土ボタルは私も見たことがあります。小船に乗って行くんですよね。青白い光がとても綺麗でした。
カワニナがお餅を食べるなんて信じられず、調べてみたら野菜の皮や、ご飯、うどんなどいわゆる残飯を食べるとありました。本当だったんですね😅
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