「研究所」でのランチは未体験の親子丼

研究所でのランチ、と聞いて、どこかの研究所内の食堂のことかと思われたかも知れませんが、そうではありません。

三宮オーパ2の8階にある「イナズマお米研究所」という名前のお店です。

「なんだ、ただのお店じゃないか」とあなどってはいけません。「お米の新たな可能性の追求」というコンセプトのもと、自家製のお米とお米の発酵調味料を使った料理を提供するこだわりのお店なのです。

研究所という設定なので、店員さんたちは白衣を着ています。設定は受け入れてください。

メニューの数は必ずしも多くはありませんが、それぞれが素材と調理法にこだわり抜かれたものになっています。

看板メニューは「イナズマ寿司」ですが、これは「Tasteem映えするお店」の回のために温存しておきましょう。

今回は、「ふんわり卵の仲良し親子丼」をいただきました。

まず器からして普通の親子丼とは違います。こんな器に入った親子丼見たことありません。

そして何より、卵の色！赤に近いくらいに濃いオレンジ色です。九州の蘭王卵という卵だそうです。味付けはシュガーフリーで、砂糖のかわりに甘酒を使っているとのことです。これによって卵のうまみを最大限引き出すやさしい甘さになっています。

さらに鶏肉も塩糀に漬けこむことで、ジューシーでやわらかく仕上がっています。

甘酒といい、塩糀といい、発酵の力はすごいですね。

もちろんお米自体もこだわりの自家製米「ひのひかり」を使っているのですが、卵と鶏肉の美味さに圧倒されて、お米のことまで意識が及びませんでした。逆に言うとそれだけ卵や鶏肉によく合って一体化しているということかもしれません。見た目も味付けも未体験の親子丼でした。

こだわりによってここまで料理は進化するということを味わうことができたランチでした。まさに研究所の名にふさわしいこだわりです。今後もさらなる「研究成果」に期待したいと思います。

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グルメ情報

イナズマお米研究所

日本、〒651-0096 兵庫県神戸市中央区雲井通６丁目１−１５ 三宮 オーパ 2 8F

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「研究所」でのランチは未体験の親子丼

こちらの投稿は　Tasteemのコンテスト
私のおすすめランチご飯のお店！に 応募されたものです。

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