大麻の栽培は簡単なのか？

まだ、steemitを始めたばかりで何をどんな風に書こうかも手探りです。
いいフリーの写真素材サイトとかあればぜひ教えてください。

ツイッターの方もそうだけど、そろそろアイコン画像とかも欲しい。

さて、今回は大麻の栽培は簡単か？です。
個人的には何回か作っているというのもあり、ある程度の知識や経験も積んできましたがそれでも「難しい」と思う時がしばしばあります。

この仕事につく前と今で強く感じるギャップは、「スケジュール管理(計画性)が全て」 です。これにつきます。

タネを撒く、育てる、収穫する
やる前はこんなイメージで漠然と捉えてましたが、
例えば、
・土をどのように準備するか？
・肥料の準備
・剪定ゴミをどう処理するか？
・栽培室はどのように清掃するか？
こういった事を頭に考えながらメインストーリーの「撒く、育てる、収穫」をこなしていかなければならず、付随してサブクエストが沢山ある&クリアしないと品質に関わるという感じです。

なので、めっちゃ大変です。

いわゆる石灰を土に撒くにしても、撒いてすぐは植え付けできなかったりで一週間前に準備しておかなければいけないというような状況も多くあります。

個人的に注意しているのが
・栽培のスケジュール計画(生産ペース)
・肥料を使う、作る計画(品質)
・発育状況に合わせた害虫、病害のチェック(検査)
の3つです。
()に書いたように一般的な工業製品の製造ラインだと考えていただけると分かりやすいかもしれません。

栽培のスケジュールを計画的に進めないと収穫回数が減ります。
肥料も大麻に栄養を与えるだけでなく、土の微生物状況を保つために施策が必要です。
そして厄介なのが虫害。0.1mm(マジで！)サイズの蜘蛛が葉緑素を吸ってガンガン繁殖してたりすれば収穫時に一気にダメになります。

幸いこういったトラブルの対処法は古典的にもあるあるで答えがすでにあります。
一方で、「手遅れで諦めるしかない」、「駆除だと強力な農薬が必要で、食物なら物理的にテープでくっつけて取るしかない」
こんな結論もザラです。
ですので、余計に定期検診のようにチェック(検査)を行うしか予防できない=計画が重要となります。

生産マネージャーとして大事だと思う事は、
・現在の生産施策の記録
・次の成長ステージについて定例ミーティング
・害虫、病害の主原因と対策の検討

書き出すとキリが無いのですが、要は「自社ノウハウをきちんと記録に残す。懸念は誰もが言いやすい環境をつくる。トラブルは実地で実際に対処に関わる。」です。

企業としてはすごく当たり前なのですが、人間のさじ加減で問題を大きくしない(繰り返さない)というところで地味ですが重要な仕事になります。

Netflixのドキュメンタリーにもありますが、こうした大麻労働には「稼げると思ってきた未経験の若者」みたいな雑に言えばバイト感覚の人材も多くいます。大麻だから稼げるだろう。草育てるだけだ簡単だ。
そういうマインドの従業員に「合理的に賢くやるんだ！」というのを伝えるのは結構大変です。

ただ、それでも大麻は作れます。
ただ、クソネタです。

大麻の栽培は、頭も使うし、手は抜けないし、まして商売なら土壇場での増産や減産にも対応しなければなりません。

そして最も厄介なのが、
「安定して品質を保つ」ということです。実は大麻は不安定な植物です。
ハイになったり、メロウになったりのあの成分は種によって多かったり少なかったりします。偏るんです。

これは遺伝子的な部分による問題なのですが、後で個別にブログのネタとして掘り下げたいと思います。品種改良の必要性みたいな話です。

なので、ビジネスとして「継続して」「良い商品を」「適切に供給する」というところに製造、販売、経営管理のマネージャーが必要になります。

大麻の栽培を簡単に行うために、適切なマネージャーとプレイヤーが必要になるのをざっくり理解していただければ幸いです。

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@protaima