退職&移住にあたり、家を探して来ました。
前のエントリ~会社を退職することにしました~ に書いた通り、会社を退職することにしました。 退職後は京都北部に移住することになることから、この週末に家を探してきました。(移住先は家内の実家がある地域) 実は、1か月ほど前から移住相談員の方や役所の方、さらに義父母にも住む場所を相談していました。
「地方には空き家がたくさんある」というのが一般的なイメージだと思いますし、私もそう思っていました。 しかし、移住先としてすぐ住める空き家 というのはなかなか見つからないものです。 理由はいくつかあるようですが、いくつか挙げると
①家が古い
単純ですが、この影響は大きいです。 空き家になって20年以上経つような空き家はいくつか見つかったのですが、相当老朽化が進んでいます。 家というのは築年数以上に、人が住まなくなることで傷んでしまうようです。 そういったお宅は改修が必要で、住めるようにするためには費用も時間も相当かかることが分かりました。
②賃貸可能な物件が少ない
空き家になっている家は、賃貸契約よりも売却を希望される家主さんが多いようです。 理由は色々あるようですが、固定資産税を支払いし続けることや、いざ家を処分するときには数百万~千万のお金がかかるそうです。 それらリスクと比べると、月に数万円の家賃収入は誤差の範囲なので、賃貸ではなく家の購入を勧めてくるケースが多いです。家の相場はまちまちですが、安ければ200万円くらいから勧められました。 築年数は相当経っているものの、200万円で土地付き戸建てを購入できるのは考え方によっては魅力的でもあります。 しかし、私の場合義父母・義祖母の介護状態や老病死によってはその家を継承する可能性もあるため、購入ではなく賃貸で家を探すことにこだわりました。
③家族・親族との調整
これは、借り手ではなく家主さんサイドの調整です。 多くの空き家は、かつてどなたかが住んでいたけれど様々な事情があり空き家になっている状態のものが多いです。例えば、居住者が病気で施設に入居したり死亡したり、子供の進学とともに都心に引っ越したり など。 そういった場合、空き家をどうするかという話し合いを親族含めて行う必要があるのですが、核家族化が進み多くの親族が地域を離れてしまっているケースが多く、話し合いをすることができず放置状態になっていることが多いようです。
そうなると、盆や正月くらいしか親族で話し合う機会も作れないので(それも年々難しくなりつつあり)タイムリーに家を貸すか否かの意思決定ができづらいようです。
地方で家を探すのも、なかなか難しいものです。
幸い、私は良い物件を見つけられたのでよかったのですが、こうした積み重ねが地方移住のハードルを少しずつ上げているのかもしれません。家探しの話の続きは、また次回。 更新頻度がなかなか上げられませんが・・。
ではでは、皆さん本日も良い一日を☺
Have a nice day ☺