中国PBoCがICO規制を決定。香港に事業主体を置くALISはどうなる?
One of the recently completed ICOs in China just announced to return the crypto-currency they raised to investors pic.twitter.com/FnlBoiV5I7
— cnLedger (@cnLedger) September 4, 2017
中国PBoCがICOを規制を決定したというニュースが駆け巡っている。
香港に事業主体を置き、日本でSteemit型SNSローンチを目指すALISに影響を聞いたところ、「検討中、対応方針が決まり次第告知する」という。
追記 : 2017/09/04 22:39
中国においてICOを規制するというアナウンスがなされましたが、ALISのICOについては日本法人である株式会社ALISにおいて実施しております。また、中国当局からの具体的な方針が出されるまで、中国語サイトは一時閉鎖いたしますのでご了承ください。 #ALIS #ICO
— ALIS (@ALIS_media) September 4, 2017
これはどう取るべきか、いまいち要領を得ない。
whitepaperによれば、日本では改正資金決済法の影響を受けての香港ICOであるはずなのだが、とすると香港で日本法人事業者としてICOする、という意味だろうか。どうも、宙ぶらりんな回答な気もする。
以下は、ALISが公開しているwhitepaperの項目である。
追記 : 2017/09/04 23:32
ALISメンバーの中国人スタッフであるBatoですが、中国当局からのアナウンスを受けて離脱せざるを得ない状況になりました。また、当該スタッフの記載もあわせてサイト、ホワイトペーパーから履歴を残して削除しました。私たちは彼の分も最後まで全力を尽くします! #ALIS #ICO
— ALIS (@ALIS_media) September 4, 2017
中国当局の規制を受けて、創業メンバーのBato氏が離脱を表明した。
ALISがICO開始後ここにきて不確実性が高まっているように感じるが、、、
返信が遅くなってしまい申し訳ございません。中国当局によるICO規制に対する見解ですが、最も影響を受けるのが「現地のICO実施者」だと考えています。そのため、現状は中国法人でないALISに大きな影響は無いという理解です(まだ正式見解も出ていませんので)。
— ALIS (@ALIS_media) September 2, 2017
さらなる見解が出た。中国法人ではないとすると、法人格はあくまで日本にあり、事業の主体が香港にあり、実施も日本であるから、セーフという認識なのだろうか。
これはすこし危ういというか、かなりグレーであることは間違いない。
そして、これはWitepaperの説明とも乖離、ないしは不足しているように感じる。
当然だが、法務を詰め、弁護士、金融庁、消費者庁、中国当局と、しっかりクリアランスを行い、ガバナンスを構築してもらいたいものだ。
cnLedger tweeted @ 04 Sep 2017 - 12:02 UTC
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