やってみる価値はある
何もする気が起きない。半年くらいに一度はこういう状況になる。どうしようもないくらい辛い。今が一番底の状態である。後は、気持ちが上がってくるのを待つだけである。回復するまでにどれくらいの時間が必要なのか分からないが、一日でも早くこの状態から脱却したいものである。
エッセイを書くのも一苦労である。普段は、書くのに苦労はするけれど、全く書けないということはない。今、書くことが苦痛を伴う。何を書けばいいのか試行錯誤している。そこまでして、書くことはないだろうと思われるが、書くことによって癒されることが多い。
自分の中だけに負の感情を抱いていたら爆発してしまう。だから、こうして書いている。普段よりも書くのに時間がかかるけれども、歯を食いしばって書いている。冒頭に、何もする気が起きないと書いたが、それでも、文章を書くことだけはやめられない。
どんなにしんどくても、書くことだけが唯一の救いである。あの中島らももうつの状態でも、笑えるようなエッセイを書いていた。中島らもと僕とでは才能が違うが、僕も、うつの状態が酷いときでもほっこりとして笑えるエッセイを書いていきたい。
どんな状態に陥っても文章を書き続けていきたい。その先に待ち受けているのは何があるのかは分からない。それでも、書き続けていけば何か答えが出るだろう。どんな答えが出るのか不明だけれども、やってみる価値はある。