秋に紅葉だけでなく花見と洒落こむ!?
日本と言うと、起伏が激しく季節の差が大きいため、変化に富んだ数々の景色を生み出す。
そんな日本の景色について、登山や旅が趣味の著者が、日本の山を中心に紹介していきたいと思います。
さて、前回記事の最後の写真に、紅葉と桜の花が写っている写真をアップしましたが、気になったでしょうか?
…気になってくれないと寂しいです。
種を明かしてしまえば、あれは四季桜と呼ばれる秋にも咲く桜です。
なので、場所によってはご覧の通り、紅葉と桜を同時に眺めることができるのです。
今回は、そんな場所である愛知県小原村を紹介したいと思います。
この四季桜、実を言うと愛知県の奥三河から岐阜県の美濃地方の一部にかけて分布しています。
最近では、他の場所でも植えられているようで、岐阜県西濃地方の池田温泉の駐車場にも、秋になると咲いている桜があったりします。
なので、秋に愛知県の奥三河地方をドライブしていると、桜の花が咲いているのを目にします。
その中でも、愛知県小原村は四季桜を観光の目玉として整備しているため、この季節になると数か所の会場で四季桜まつりを行っています。
花の特徴としては、ソメイヨシノに比べてみると小ぶりで(樹種によります)、春には葉も同時に出るのであまり咲かないそうです。
個人的には、最初は物珍しくて何度か見に行っていましたが、今では何となく楽しみになってしまい見に行ってしまいます。
難点を書くと、公共交通機関がバスのみなので、マイカーがあった方がいいことですね。
香嵐渓からも近いので(途中、道によっては狭い気がしますが…)、一度見に行ってみるのをお勧めします。
ここからは、別の場所で見つけた四季桜。
これは、愛知県と岐阜県の県境、三国山近くをドライブしていたときに、道端で見かけたものです。
モミジとの距離が近くて、写真が綺麗にとれたものです。
こちらは、愛知県の名古屋市近郊のある場所です。
ここのものは長く咲いているので、条件が合えばご覧のように雪桜を見ることもできます。
いかがだったでしょうか?
奥三河のあたりは、山紅葉も綺麗なためドライブにも向いていますし、まだまだ、穴場的なスポットもあるようです。
珍しい秋の花見をして、穴場の紅葉を探してみるのも面白いと思います。