クラウドソーシング翻訳のすすめ
昨日は翻訳の注文が重なってしまってsteemitを更新する時間がありませんでした。週に1-2回くらいは#japaneseで書く日を作ろうかなと思い、今日はつれづれなるまま、仕事の話をしたいと思います。仮想通貨だけで稼げるといいんですが、私はもうとにかく投機が下手なので、働かなければなりません。
でも実は、これまでの人生の中で一度も就職活動をしたことがありません。運よく奨学金をもらって海外留学に行き、帰ってきてから英日翻訳の仕事を始め、なし崩し的にフリーのままもうすぐ2年経ちます。すっごく稼げているというわけじゃないのですが、地方都市に住んでいることもあって何も不自由なく生活できています。
翻訳者というのは、ふつうは翻訳会社や企業の社内翻訳者としてキャリアを始めることが多いのですが、私の場合はネット上のクラウドソーシング翻訳サイトでテストに受かったのが始まりでした。
Gengo http://gengo.com/
Yaqs https://www.yaqs.co.jp/?locale=ja
Conyac https://conyac.cc/en
このあたりが有名でしょうか。
私が登録したのは一番上のGengoでした。ここ、スタンダードレベルの翻訳者の報酬は1単語約3.5円 (0.035ドル) と非常に安いのですが、1段階上のプロレベルの翻訳者の試験に受かれば、フリーランス翻訳者の報酬の相場とほぼ同額の1単語約10円 (0.1ドル) で仕事を受けることができます。
私の場合、多くのクライアント様にお気に入り登録 (依頼する翻訳者を2名以上指名できるシステムがあるんです) していただいたこともあって、最終的にここだけで月12-15万円ほど安定的に稼げるようになりました。1年ほどGengoで翻訳をした後、最近は他の翻訳会社からもお仕事を受けるようになっています。とはいえまだまだ駆け出しなので、試行錯誤ばかりですが…。
英語に自信のある方や、普段から英語を学んでいる学生さんなど、クラウドソーシング翻訳サイトで翻訳の仕事に挑戦してみるのはすごくいい経験になると思います。締め切りは厳しいですが、さまざまな種類の英語を読みこなすスキルが付きますし、私が仮想通貨に出会ったように、新しい知識をいろいろ取り入れることもできます。またGengoの場合、定期的に上級翻訳者による抜き打ちのレビューがあり、これも勉強になります (ただし、誤訳がたくさんあるなど、あまりにもレビューの評価が低いと翻訳者の資格をはく奪されてしまいます)。
あとは私の場合、海外のクライアント様と英語でやりとりする中で、ビジネス英語の表現をたくさん吸収することもできました。
ところで現在、Steemitで自分がインスパイアされた英語記事を日本語に翻訳して掲載する企画を考えています。日英バイリンガルのスティーミアンである@whatamIdoingさんのご協力を頂き、第1弾を土曜日に公開予定です。どうぞお楽しみに。
画像: Pixabay https://pixabay.com/photo-976277/
はじめまして、同じく仕事で翻訳しています :) うれしくて思わずコメント!
おぉぉ! 周りに同業の人がいないので、わたしもすごくうれしいです、ありがとうございます!