ETH2.0を遷都に例えてみた

in #japanese5 years ago

EthereumのPoSへの移行について思いを巡らせていたら理解するのに良い例を思い浮かんだのでここに記するw

ズバリ!これは遷都だと解釈すれば色々頭が整理出来ました。今までのブロックチェーンはハードフォークするたびに改築してきたわけです。規模で言ったら再開発かもしれません。

細かく解説します。ETH1.0はPoWチェーンです。今でもトランザクションやアプリの数で言ったらピカイチナンバーワンプラットホームです。しかし、未来の需要を考えたら大幅な変更が必要です。機能不全を起こします。当初より考慮されていたことなのでローンチ時のロードマップには既に存在していました(Homested~Serenity)。しかし、テクノロジーの進化は早くローンチ時点で詳細な設計は提示されていませんでした。まさに走りながら考えるです。

PoWチェーンの限界をコミュニティ全体で肌感として感じられる事象を何度か経験することでコミュニティのコンセンサスは醸成しています(Crypto Kittiesなど)。これは使う事で初めて実感できます。そこで別な建て付けのチェーンをもう一つ用意し既存のチェーンからトークン(アドレスとも言えるので人の移動)を移行させることで遷都を実現させようとしています。これがETH2.0のザックリとした概観です。

では、どうやったら遷都してくれるでしょうか。仕事が必要です。遷都先での仕事。そして重要な点が旧都との繋がりを持たせることです。そこで遷都前の都の重要なファイナリティの作業を担う訳です。旧都の安全性を担保しながら新都の整備に当たるわけです。そして、新しい都には真っさらの土地があるので今までの制約はありません。今まで有効であった機能をより拡張するためにさらなる使いやすい街を構築出来るわけです。異なった仕組み回せる様に土地や役割を分割します(ShardingとEEs)。もちろん役人の仕事であるバリデータも遷都前と違い多くの人に開かれてます(BLS署名による署名集約)。より民主的な改善です。

基本的な言語やルールは同じなので遷都に合わせて商売人(Dapp)も移動してもいいわけです。居残ってもいいわけです。これがETH1.0とETH2.0が共存している様子に似てると思いました。

都のネットワークを維持してくれる人に与える報酬は新しい都に多く配分します。商売人はお客が増えないと移動しても商売あがったりです。そのために多くのトランザクション(商取引)が捌けるようにしたり。こうやって工夫する事で遷都が滞りなく行われる様になります。

これは理解を深める為の例え話です。ここまでは書いた事は基本的なベースの理解です。EFの宮口さんも言ってましたが大筋は変わらないとのことでしたので当面このイメージで差し支えないでしょう。

ETH2.0遷都物語はおうすぐです。2020Q1が楽しみですね。

ちなみに、ディフィカリティボムは都の運営コストが上がることを意味している気がする。運営しても対価が見合わない様子を表しているようにも思えました。

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お、先生から吟遊詩人的な物語語り部になられるのですね!

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あっ!気づかされました。僕の生き方を思い出してくれてありがとう!笑

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ちなみに私は「物語アーティスト」です😄笑

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似て非なるもの?? 👍

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私の中では違う定義です😄

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