FXの証拠金倍率上限、10倍へ 金融庁が検討、規制の強化で投資家流出も
為替変動リスクが大きい外国為替証拠金取引(FX)について、金融庁が元手の何倍まで取引が可能かを示す「証拠金倍率」の上限を現在の25倍から10倍まで引き下げる検討に入ったことが29日、分かった。年内にも実施する。これまで100万円の元手があれば2500万円の為替取引が可能だったが、規制強化が実現すれば上限が1000万円まで下がるため、投資家が流出する可能性もある。
為替変動リスクが大きい外国為替証拠金取引(FX)について、金融庁が元手の何倍まで取引が可能かを示す「証拠金倍率」の上限を現在の25倍から10倍まで引き下げる検討に入ったことが29日、分かった。年内にも実施する。これまで100万円の元手があれば2500万円の為替取引が可能だったが、規制強化が実現すれば上限が1000万円まで下がるため、投資家が流出する可能性もある。