あれ!?STEEMPOWERって詐欺じゃね!!!?!??!?!???
あれ?STEEMPOWERって詐欺じゃね???
どうも、最近忙しくて更新が滞っている節穴です。
今回は、「STEEMPOWERって詐欺じゃね?」というテーマでブログを書いていきたいと思います。
個人的にぼくはSTEEMITは、もしくはSTEEMIT型のプラットフォームは2018を過渡期にしてウェブを席巻していくと思っています。
しかし、ぼくがずっと疑問だったのは「STEEMPOWERってなんだ?」っていうことです。
というか、「なんで通貨が3つもあるの?」「普通にビットコインやなんならドルでよくね?」ということはずっと思っていたことでした。
わざわざSTEEMITが発行するトークンを用いる必要性が薄い上に、それを3つに増やす必要性もないわけです。
ということで、まずは、STEEMITの3つのトークンの使い分けについておさらいしましょう。
以下@inoue氏が作ってくれた日本語版FAQからの引用です。
'STEEM’- STEEMはプラットフォームの基本的なリキッド通貨です。STEEMはSTEEMパワーにパワーアップすることもできますし、Steemドルと交換することや他のアカウントに送ることもできます。ビットコインのような仮想通貨トークンです。
STEEMパワー - STEEMパワー(略称:SP)はSteemネットワークでユーザがどれだけの影響力を持っているかの尺度です。STEEMパワーを多く持つユーザは投稿やコメントの価値に大きな影響力を与えられます。STEEMパワーはリキッドではありません。SPをパワーダウンしたいときは、ユーザは13週に渡って等分されたSTEEMを毎週受け取ります。
STEEMドル - Steemドル(略称:SBD)は1米ドルにペッグされるよう設計された安定した価値を持つリキッド通貨トークンです。SteemドルはSTEEMと交換することや、商売や取引のために他のアカウントに送ることができます。また、Steemドルは3.5日かかる処理でSTEEMに変換することができます。SteemドルはPeerHub.comのようなマーケットプレイスで商品購入にも使用できます。
まぁ、みなさんは僕と違ってここら辺を、完全に網羅して覚えているのでしょうが、ぼくはいまいちまだそれぞれの機能が分かっていない。
要するに
STEEM:解放されたSTEEMPOWER
STEEMPOWER:凍結されてSTEEMITに拘束されたSTEEM
SMD:STEEMIT口座に入れた事実上の現金。現金で取引したいときはこれを使う。
という解釈で今は理解しています。
そんでパワーアップ(STEEMをPOWERに変換)というのは要するに、「STEEMITにSTEEMを凍結させて拘束し長期保有することを約束する」という意味合いを持っています。
一方で、パワーダウン(POWERをSTEEMに変換)というのは、「STEEMITはオワコン」と思って換金して拘束されたお金をSTEEMITから解放するという意味合いを持っているわけです。
前々から、個人的に「STEEMITのサービスは現金でも全然行える」と思っていて、SMPは結局のところ草創期の資金集めのための道具に過ぎず、13週ルールは、突如STEEMやSTEEMPOWERを廃止し、現金でVOTEしあうサービスに転換した時に、できるだけ運営側が得をするように予め設計してあるシステムなんじゃないか?と疑っていました。
実際、今現在、STEEMやSTEEMPOWERでやっていることを突如として、現金に代替されたら、STEEMIT運営側はSTEEMやSTEEMPOWERを売って儲けた現金を一方的に獲得し、しかも法的になんの罪にも問われないというわけです。
そんなことを思っていろいろ調べていると、なんとウィキペディアにこんな指摘がありました!!!!
ポンジスキーム???初めて聞いた言葉だなぁ...
にしても僕が考えていたことと同じようなことが専門家によって既に指摘されていたわけですね。
正直意味不明だったのですが、いろいろ調べてここで短く指摘されていることの意味がわかりました。
要するにSTEEMというのは「増え続けいている」という意味で、BITCOINと同じで「インフレ通貨」なのです。
インフレ通貨というのはどういうことかというと、「価値が下がり続けるよ」ってことなわけですね。
どんどん時間と共にSTEEMは増やされていくわけですから。
ただし、今現在のSTEEMの価値は、どんどんSTEEMは発行されているにも関わらず減っていません。
なぜかというと、STEEMITの新規ユーザーがSTEEMとSTEEMPOWERを必要としてどんどんお金でSTEEMやSTEEMPOWERを購入しているからです。
だから本質的にはデフレ通貨にも関わらず、現状その価値が発行と連動して下がっていくということがないわけです。
しかし、新規ユーザーが途絶えて現金でSTEEMを買うという人が減少していけば、誰もSTEEMを買ってくれなくなるので、その価値は減少していきます。
結局いくら全体におけるSTEEMのシェアを持っていてもそれを現金化することができなければ、なんの意味もないということですね。
しかも、放っておくとどんどんSTEEMは発行されていくので、自分のSTEEMのシェアはVOTEを貰える記事を書き続けないと減少していきます。
だから、新規ユーザーが途絶えてSTEEMを現金で買ってくれる人が減ってきた時点でみんながSTEEMの価格が高いうちに、もしくは自分のSTEEMの量が総量に比べてまだ多いうちに売りに殺到して崩壊するということではないでしょうかね。
じゃあSTEEMは最終的に価格が暴落するの?
そう思うのは早計だと思います。
上述のシナリオはあくまでも、STEEMやSTEEMPOWERが通貨として自立的な機能を持たない場合に限定された話なのです。
要するに例えばBITOCOINで言えば、BITCOINで決済可能な店舗が増えて(ビックカメラとか)、BITOCOIN自体が通貨として自立して機能しだしそもそも換金する必要性がなくなれば、バブルが崩壊することはないのです。
STEEMも同じで今はVOTEくらいしか使い道がありませんが、STEEMが自社製品を販売しだして食料や雑貨なんかをSTEEMで購入できるようになればバブル崩壊は避けられます。
もう少し現実的なことで言うと、VOTEを大量に獲得した記事はロックがかかり、それを閲覧するにはSTEEMが必要になり、支払われたSTEEMは書いた人やキュレーターに入るとかいうシステムしていくと、お金をSTEEMITの中でSTEEMとして持ち続ける意味が出てきますね。
あとは正直僕的には現在、若干失望させられた7日間ルール(8日目以降のVOTEは意味なし)に沿って、7日間を超えた記事はロックがかかり、読むにはVOTE数に応じたSTEEMが必要になり、ロックを解除するとそれがまたVOTEになるみたいなシステムにするのも面白いのかもしれません。
結論!!!!!
最終的には価値は下がるかもしれないけど、ベータ版の今現在はSTEEMPOWERで持っていてもまだ平気...
ということでしょうか。
正直、不安材料も残りますが(仮想通貨規制でSTEEMも無価値化したり)、STEEMITの将来性に期待して今は換金したりパワーダウンせずに持っておいてもよいのではないでしょうか?
なにかコメントやアドバイス待ってます。
それでは!
「デフレ通貨」→「インフレ通貨」だと思いま〜す。
え、なんのことですか?(すっとぼけ)
直近で"Estimated Account Value"が急に増えた気がするのですが、これってsteemの価格の急騰要因でしょうか。(合ってるかな・・汗)